17-ヒドロキシプロゲステロン

17α-ヒドロキシプロゲステロン（17α-OHP）は副腎皮質と生殖腺によって産生され、そのプロゲステロン活性は非常に低いです。 17α-OHPは21-ヒドロキシル化されて、コルチゾール前駆体化合物S（CpS）を生成します。 17α-OHPは、副腎コルチゾールと一致する概日リズムを持っています。 妊娠可能年齢の成人女性の17α-OHP濃度は月経周期によって変化し、黄体期は卵胞期よりも高くなります。 胎児、胎盤、および副腎は、妊娠中に大量の17α-OHPを生成する可能性があります。 妊娠32週間後、17α-OHPの濃度は分娩まで急激に増加し、17α-OHPは新生児の臍帯血にも存在していました。